第50回衆議院議員総選挙
(投票日は2024年10月27日[日])
情勢など

2024年10月11日更新
コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

今回の選挙の前の時点での、各政党の議席数は、こうなってる。

政党名 議席数
自由民主党 247
公明党 32
立憲民主党 98
日本維新の会 44
日本共産党 10
国民民主党 7
れいわ新選組 3
社会民主党 1
参政党 1
無所属など 22
ーー合計ーー 465

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

ちなみに、国会で新しい法律を成立させたりするには、基本的に、半分以上の人が賛成すればいい。それから、憲法の改正を発議するには、3分の2以上の人が賛成すればいい。なので、一つの政党で全体の半分(232.5)以上の議席があると、だいたいその政党の好きなように、法律を作ったり税金の使い方を決めたり税金の集め方を決めたりできる。そして一つの政党で3分の2(310)以上の議席があると、その政党の好きなように憲法の発議ができる。まあ憲法を改正するには、国会で発議した後に、国民投票で半分以上の賛成が必要だけども。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

え〜と、現状は、自由民主党だけで半分(232.5)以上あるけど、連立ってことで手を組んでる公明党と合わせても、全体の3分の2(310)以上にはなってないのか。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

まあこれが今回の選挙でどう変わってくるか、もしくは変わらないか。

とかっていうことになってくると、国会での状態が今と違うようになって、この国の政治の方向性だとか流れだとかもかなり変わってくる可能性があるかな。

サキノブの顔 サキノブ(20歳くらい・学生)

う〜ん、まあぼくはよくわからないですけど、最近の様子からすると、今回は自民党は当選する人の数がかなり減りそうな感じがするかなあ。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

ちなみに、20年くらい前には、自民党は、2005年9月の衆議院選挙では296人が当選したけど、次の、2009年8月の衆議院選挙では119人しか当選できなくて、当時の『民主党』に政権交代したということもある。

サキノブの顔 サキノブ(20歳くらい・学生)

あ、そんなに一気に変わることもあるんだ。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

まあそもそも、近年の衆議院選挙とか参議院選挙とかの自民党の得票率って、投票できる人全体の17%くらいしかないからな。投票した人の中だけで見ても34%くらいしかない。得票数で見ても、2009年に119人しか当選できなかった時よりも少ないときも多い。ただそれでも、この国の選挙の仕組み上、自民党の当選者数が全体の当選者数の半分以上になることが多くなってる(選挙の得票数と当選者数)。まあ、マスコミの多くはそれでも、「自民党が大勝」とか「自民一強」とかっていつもさかんに言うけども、オレとしては、それは国民にかなり間違った印象を植え付けているのではないだろうかと思う。ちなみに、マスコミの世論調査とかっていうのも、国民にかなり間違った印象を植え付けているのではないだろうかと思う(世論調査の正確性)。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

ちなみに、他の国では、例えばフランスとかでは、当選者が一人だけの各選挙区での当選者を決めるのに、一度の投票だけじゃなくて、最初の投票で半分以上の得票率の候補者がいなかったら、上位2人による決選投票をやるっていうことにしてるところもあるみたいですね。それで、最初の投票での各政党の得票率とはかなり違う選挙結果になることもあるみたいですね。もしこの国もそういう選挙の仕組みにしたら、選挙の結果も大きく変わるかもしれないですかね。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

まあ、自民党の得票数とか得票率とかはいつもそんなに大きく変わってないようだし、どんなことがあっても自民党に投票するっていうような人もけっこういそうだし、全体の投票数がどのくらいになるか、つまり投票率がどのくらいになるかも、選挙の結果にかなり大きく影響してくるんじゃないかな。ちなみに、近年の衆議院選挙とか参議院選挙とかでは投票率はだいたい50%から55%くらい(近年の選挙の投票率とか得票率とか)だけども、2009年に自民党が119人しか当選できなかったときは、投票率は69.28%だった。

サキノブの顔 サキノブ(20歳くらい・学生)

えっ、近年の投票率が平均で52%くらいとすると、それが69%になったら、その増えた分の17%だけで、自民党の得票数と同じくらいの数になっちゃうか。そりゃまあ、選挙の結果が大きく変わったりしても当然か。う〜ん、今まで選挙で投票に行ってなかった人が今回どのくらい投票に行くか、まあこの国では若い人は投票率がかなり低いようだから、そういう人たちがどのくらい投票に行くかによっても、この国の未来が大きく変わるかもしれないっていうことかなあ。


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